PlanNとして2回目となるワークショップを開催しました。
半年ぶりの開催でしたが、午前中に親子向け、午後に指導者向けという
2本立てでの開催をすることができました。
講師には関東各地で幼稚園や保育園で造形活動のワークショップを展開している
手島まゆ子さんをお招きしました。
午前中は、親子向けのプログラム。
まずは、拾ってきた葉っぱを虫眼鏡や匂い、肌触りで観察。
最初はドキドキ、緊張していた子どもたちも、自然の入り口ともなる葉っぱをいっぱい触ることで、ワクワクする気持ちが広がっているようでした。
プログラムが始まると、子どもたちの目は一段と輝きを増しました。
保護者の方やスタッフもみんなでサポートしながら、少しずつ作品が育っていきます。
コルクボードの上には、子どもたち一人一人の世界が広がっていきます。
文字通り、縦横無尽に子どもたちのイメージが広がっていきます。
このプログラムは子どもたちが本当に伸び伸びと過ごしていました。
講師の手島さんはもちろん、保護者の方、まわりのスタッフ、周りの大人が、誰一人として、止めたり誘導したりしないこと。そんな事が自然と共有されていて、
「いいね!いいね!」という肯定の言葉が会場にあふれていました。
イキイキした子どもたちの表情にひっぱられるように、周りの大人も元気をもらえる、
そんな素敵な親子のワークショップでした。
午後は、指導者向けワークショップ。
ベースとなるプログラムは午前中と同じですが、そこは大人向け。
基本となる美術の技法を学びながら、3時間みっちり濃い時間を過ごしました。
紹介されたのは3つの技法。
○デカルコマニー
○フロッタージュ
○はじき絵
そして、赤・青・黄色の3原色の絵の具も用いて作品の素材づくりを行いました。
今回参加者の中心であった、保育士さんにとっては、どれも慣れ親しんだ技法。
でも、意外と一つ一つの細かいテクニックや用い方を知らないことを痛感。
特に、デカルコマニーを使った蝶の作成では、閉じた紙を開いた瞬間、まるで
子どもたちのような歓声があがったのが印象的です。
保育士や地域活動で子どもたちに関わる大人がこうして、体験を通じて自分の感性を
磨くことはすごく有益な気がします。
最後には、同じ仲間の作品紹介とどうやって自分の現場で活用するか。
そんなディスカッションも行いました。
大人も子どもたちに負けず劣らず、個性的な作品ができあがりました。
ご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
作品ぜひ大事にお家に飾って下さい。
講師の手島まゆ子さんから、メッセージが届いています。
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皆様、昨日はありがとうございました!
Plan Nさんに声をかけて頂き、私が大切にしてきた身近な自然に繋がる
造形講座をさせて頂き、本当に幸せでした。
アートを通して、感じて欲しかったワクワクどきどきする気持ち、新しい発見。
制作する楽しさから、身近な自然の宝物へ。
是非、自然の宝探しをしてみて下さい。
そして、今回制作した作品に、新しい仲間を増やして貰えたら嬉しいです。
皆さまにまた、お会い出来るのを楽しみにしています。
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